宇宙科学研究所は大学の共同利用研究機関です。この火星探査計画も、所外の多くの研究者によって支えられています。例えば、 のぞみのオペレーション(*注)は休むことなく(ほぼ)毎日行なっていますが、これは全国の研究者達が力を合わせて担当しています。 それを数値で表してみると以下の表のようになります(1999年から2001年度まで)。
(注) のぞみに向かってコマンド(命令)を送信することです。コマンドによって、機器の状態をチェックしたり、観測機器のデータを地球に送信したり、 アンテナを地球に向けたりすることができます。