金星探査検討グループ
―NASA Venus Exploration Analysis Group―
今後数十年のうちに実行するべき金星探査の科学的目標や技術的課題を国際的な枠組みで検討する科学者グループが、2005年7月に米国NASAが主導して立ち上げられました。米国は1989年のマゼラン計画の後は久しく金星探査から遠ざかっていましたが、近年の金星研究の隆盛の中で、再び金星に挑む可能性が高くなってきました。このVenus Exploration Analysis Group (略してVEXAG)には日本からもメンバーが参加しており、各国の役割分担や国際協同ミッションについて議論していきます。日本のVenus Climate Orbiterや欧州のVenus Expressの後を継ぐ金星探査の形が今後急速に見えてくるでしょう。
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